南砺市は、国内外の木彫作家が公開制作する来年8月の「いなみ国際木彫刻キャンプ」に合わせ、井波地域で獅子舞共演会を開く。8日に南砺市役所城端庁舎で開かれた獅子舞情報交換会で報告した。
南砺を代表する伝統文化としてアピールし、担い手の意欲向上につなげるのが狙い。獅子頭の多くが井波彫刻師によって作られているため、木彫刻キャンプと関連付け、全体の盛り上げにも役立てる。
来年8月18~30日の「木彫刻キャンプ」直後の同31日に井波別院瑞泉寺をメイン会場に開催。この日から始まるキャンプ作品公開への集客に結び付ける。6~8団体の出演を想定している。
木彫刻キャンプ期間中から関連イベントとして、瑞泉寺門前の八日町通り沿いの工房などに獅子頭や衣装を展示する。