収穫期を迎えたコナドリアをPRする石王組合長

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小粒イチジク甘みたっぷり 福岡「コナドリア」収穫期

北日本新聞(2018年8月18日)

 高岡市福岡町の簑島営農組合(石王敬人組合長)で生産、販売している小粒イチジク「コナドリア」が収穫期を迎えている。17日も同組合事務所で地域住民がもぎたての実を買い求めた。

 コナドリアは、糖度が約20度と甘く緑色の皮ごと食べられることが特徴。外観が赤紫色に熟す品種とは異なり、熟しても緑色のままで、切ると果肉とのコントラストが映える。育苗ハウス内で比較的簡単に栽培できることなどから県も生産拡大を進めている。

 同組合は2016年、同市福岡町簑島の事務所そばにあるハウス内で試験栽培を開始。糖度や生産量が安定してきたことから17年から販売を行っている。10月までの収穫期間中は、石王組合長が毎朝6時に摘み取り、パックに詰め込んでいる。

 今年は皮が黒色でほど良い酸味が特徴の小粒イチジク「ネグローネ」も栽培しており、石王組合長は「時期を見て販売したい」と話している。

 1パック4個入りで400円。問い合わせは、電話090(9769)2910。

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