「集落のにぎわい創出につながればいい」と話す瀧本さん(右)と森下さん

「集落のにぎわい創出につながればいい」と話す瀧本さん(右)と森下さん

富山県 富山・八尾 鉄道

飛越観光にレンタカーいかが 猪谷駅前

北日本新聞(2018年8月19日)

 JR高山線猪谷駅前に今月、個人経営のレンタカー店「猪谷レンタカー」ができた。山や鉄道が好きで、岐阜県土岐市で車の整備・販売業を営む瀧本英昌さん(64)が立山や高山、奥飛騨観光に向かう際の交点となる同駅前に需要があると見込んだ。人口流出や高齢化が進む集落での久々の新店とあって「地域のにぎわい創出にもつながればいい」と話す。 (大沢野・大山支局長 松倉実里)

 猪谷駅は県内最南端の駅で、JR西日本とJR東海の境界駅となっている。岐阜県から訪れた人が立山登山に向かう際や、富山県内から奥飛騨方面に行きたい時には同駅周辺を通ることから、瀧本さんは小回りが利く"交通の足"として、レンタカーを求める人がいると考えた。山や鉄道が好きで、第二の人生をそれらに囲まれた地で過ごしたいとの思いもあったという。

 同駅前で空き家を探していたところ、駅の向かいで蜂蜜などを販売する森下友蜂堂の森下健蔵店主(69)と出会い、車庫を借りて営業することにした。現在はコンパクトカーとワゴン車の計3台を用意し、9月30日まで金、土、日曜日の午前6時半から営業している。

 人口流出や高齢化が進み、年々にぎわいを失う集落では久々の店のオープン。森下さんは「集落が活気づくので大歓迎」と期待し、瀧本さんは「多くの人に飛越の観光を楽しんでほしい」と話す。問い合わせは瀧本さん、090(9121)3924。

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