「マラカトゥ」で沿道を盛り上げた昨年のパレード

「マラカトゥ」で沿道を盛り上げた昨年のパレード

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25日にまちなかパレード 福野スキヤキ

北日本新聞(2018年8月20日)

 南砺市福野地域を活気づけるワールドミュージックの祭典「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2018」恒例のパレードが25日、まちなかをスタート地点とする新たなコースで行われる。ブラジル北東部の音楽を奏でるグループがそろい、見どころも満載だ。

 昨年まではJR福野駅前から南砺市園芸植物園までのコースだった。今回は、まちなかの通称「銀行四ツ角」を午後3時半にスタート。商店街のメインストリートを経て、会場の市福野文化創造センターまでの約710メートルを練り歩く。福野地域中心部のにぎわい創出の狙いを込めている。

 パレードには、ブラジル北東部の音楽「マラカトゥ」演奏団体が地元や東京、名古屋、京都などから集結。昨年と一昨年のパレードにも全国の愛好者ら100人ほどが集まったが、今回は初めて「全日本エデー連盟」というチームの名で参加する。100人超と見込まれるメンバーが太鼓やシェーカー、ベルを重層的に打ち鳴らし、沿道を盛り上げる。

 プロデューサーのリバレ・ニコラ同センター館長代理は「ブラジル伝統音楽の幅広い魅力や独自性を感じてほしい」と、見物や参加を呼び掛けている。

 名物として定着した巨大人形は、地元のスキヤキ巨大人形隊以外のチームも出演し、楽しみが増える。「スキヤキ」は北日本新聞社共催。

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