「実験室」をテーマにした茶席を設ける藤木さん(左)と高野さん

「実験室」をテーマにした茶席を設ける藤木さん(左)と高野さん

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茶人とアーティストがコラボ 富山でゲキシブ大茶会

北日本新聞(2018年8月23日)

■ 25、26日 城址公園など4会場で

 県内のさまざまな流派の茶人とアーティスト13人がコラボレーションする「ゲキシブ大茶会」が25、26の両日、富山市中心部の4会場で開かれる。バーカウンターや呉服店などを活用し、従来のイメージと異なる席作りに取り組む。発起人で写真家の高野裕輔さん(富山市)は「作法を知らない人にも楽しんでもらいたい」と呼び掛ける。 

 高野さんは気軽に茶道に触れてもらおうと約5年前から茶会を開いてきた。今回は、複数の茶席を設けて多くの人が参加できるようにした。流派や分野を超えて、若手が腕を披露する場にもしたいと華道家の藤木卓(たかし)さん(富山市)と企画した。

 会場は富山城址公園の本丸亭と、堤町通りのバー「チルアウトパブ LABO」、三番町の呉服店「熊本商店」、中央通りの家具店「米三」。茶人と画家や繊維造形作家、作庭家らがペアを組み「地球」「いのち」などのテーマに沿ったしつらえでもてなす。高野さんと藤木さんがバーで26日に開く「実験室」では店内に高野さんの写真を飾り、試験管を花器に見立てて花を生ける予定。

 本丸亭(25日のみ)は、茶道をたしなむ人も楽しめる席にするという。茶室にある木象眼の欄間からイメージを膨らませ、流木や鬼瓦などで「かわら」を表現した茶席にする。藤木さんは「昔の人が茶の湯に出合った時の衝撃を、自分たちの世代らしく表したい」、高野さんは「作家にも来場者にもみんなに楽しんでもらい、茶道の輪がどんどん広がればうれしい」と話した。

 本丸亭以外の3会場は午前10時~午後4時まで6席設け、各席千円。席を予約できるフリーパスは各日2500円。本丸亭は事前予約が必要で5千円(懐石弁当付)。問い合わせは高野さん、電話076(421)6326。北日本新聞社後援。

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