富山県美術館(富山市木場町)の全面オープン1年を記念して県が制作したマスコットキャラクター「ミルゾー」のモニュメントの除幕式が25日、富岩運河環水公園のプロムナード(遊歩道)であり、関係者が完成を祝った。
プロムナードは昨年3月に整備され、富山駅北と同美術館をつなぐ。利用の促進と周辺のにぎわい創出のため、前身の県立近代美術館時代から県民に親しまれているミルゾーのモニュメント3体を新たに置いた。
ミルゾーはゾウと鳥を組み合わせたようなキャラで、日本を代表するグラフィックデザイナー、永井一正さんが手掛けた。除幕式には永井さん、石井隆一知事、富山県美術館を設計した建築家、内藤広さん、雪山行二館長、芝園小学校の1~2年生12人が出席した。
式に先立ち、世界ポスタートリエンナーレトヤマ2018で審査員特別賞を受賞した永井さんに、知事から賞状が贈られた。