金沢ジャズストリート2018(同実行委員会主催、本社など共催)は最終日の17日、いしかわ四高記念公園でフィナーレイベントが行われた。県内外のバンドやミュージシャンが共演して夜空に軽快な音色を響かせ、熱気冷めやらぬまま10回目の節目となったジャズの祭典は幕を閉じた。
ジャズシンガー伊藤君子さんらプロ3組が巧みな演奏と歌を繰り広げ、「石川ジャズオーケストラ・ピラミッド」、地元シンガー篠崎文さんらは熱のこもった舞台で、大勢のジャズファンが集まった会場を盛り上げた。
北國新聞赤羽ホールでは、金沢市出身のキーボーディストKan・Sanoさんら3組による公演が行われた。Kan・Sanoさんは「近江町市場」の言葉から即興で作った曲を演奏し、聴衆を楽しませた。DJのMUROさんやトランペット奏者黒田卓也さんらも出演した。
県文教会館では、ピアノ・トリオ「H ZETTRIO」などによるスペシャルライブが行われた。金沢21世紀美術館前をはじめとするまちなか4カ所や、金沢フォーラスでも軽快な音色が響いた。