あんどんのデザインの仕上がりぶりを見る富山大生や実行委メンバーら

あんどんのデザインの仕上がりぶりを見る富山大生や実行委メンバーら

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若い感性であんどん彩る 29、30日「いなみ灯りアート」

北日本新聞(2018年9月25日)

 29、30日に南砺市井波地域中心部の夜を彩る「いなみ灯(あか)りアート」に向け、富山大芸術文化学部の学生が盛り上げに一役買おうと、会場の一角で展示するあんどんをデザインし、24日に現地へ持ち寄った。トンボや鳥などが色彩豊かに描かれ、落ち着いたたたずまいの周囲の風情とマッチしていた。

 「灯りアート」は、30日まで井波地域中心部で開かれている「まちなみアートinいなみ」(北日本新聞社共催)に合わせ、約千個のあんどんやオブジェで、井波別院瑞泉寺周辺の民家や路上を彩る催し。ゆらめく明かりが門前町の情緒を引き立てる。

 今年は江戸時代の俳人、松尾芭蕉ゆかりの「黒髪庵」への誘導を目指し、周辺のあんどん個数を増やす。

 富山大生がデザインを担当したあんどんもこの付近に設置。高さ90センチ、幅70センチ、奥行き40センチで、脚を含めた高さは約150センチとなる。

 芸術文化学部の2年生5人が五箇山和紙にトンボやニシキゴイ、メジロと梅などを描いた。トンボは羽に穴を開け、光が漏れるようにした。浦真斗花(まどか)さん(21)は「羽のきらきらした雰囲気を、明かりで表現できたら面白い」と狙いを語っていた。

 「灯りアート」は29、30の両日とも夕暮れとともに開始。最終日の30日は地元の木遣(きや)り、八尾おわら踊りの町流しなどを多彩に繰り広げる。

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