石黒館長(中央)の館内説明を聞く児童ら=定塚ギャラリー

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藤子・F先輩の住居跡訪問 高岡・定塚小児童

北日本新聞(2018年9月30日)

 高岡市出身の漫画家、故藤子・F・不二雄さんゆかりの地を巡るウオークラリーが29日、藤子・Fさんの母校である同市定塚小学校の周辺で行われた。同校児童と保護者22人が「ドラえもん」や「パーマン」など、数々の人気漫画を生んだ地元の偉人の少年時代に思いをはせた。

 土曜学習の一環で、定塚小と同校PTAなどが企画。ボーイスカウト高岡第16団の高橋誠団委員長が計画し、引率に協力した。

 ドラえもんのキャラクター像が並ぶウイング・ウイング高岡前の広場や、藤子・Fさんが通った文苑堂書店(高岡市末広町)など10カ所を回り、各地点で藤子・Fさんに関するクイズなどに取り組んだ。ドラえもんの消印がもらえる高岡駅前の「ドラえもんポスト」では自分宛のはがきを投函(とうかん)した。

 藤子・Fさんが少年時代に暮らした家の跡に立つ「定塚ギャラリー」(同市定塚町)では、石黒輝義館長から、施設内のグッズ、模型などについて説明を受けた。ドラえもんのファンで漫画を全部読んでいるという山本輝(きらら)さん(5年)は「前にも来たことがあるので、妹にも見てほしくて一緒に参加した。何度来ても楽しい」と話した。

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