トンネル内で熟成させた純米吟醸酒を手にする湯川さん

トンネル内で熟成させた純米吟醸酒を手にする湯川さん

長野県 木曽路

トンネルで熟成、日本酒発売 木祖・味噌川ダムで2年目

信濃毎日新聞(2018年10月5日)

 木祖村の湯川酒造店は、村や水資源機構味噌川ダム管理所(木祖村)の協力を得て、同ダム建設時に使われたトンネル内で、5月中旬から熟成させていた純米吟醸酒の販売を始めた。昨年に続き2年目。ダムの貯蔵酒は全国的にも珍しいといい、昨年の1・5倍の1200本(720ミリリットル瓶)を用意した。

 木曽川の源流とされるダムを生かした特産品にすることを目指した試み。南木曽町産の酒米を使い、村の水で仕込んだ。温度がほぼ15度で変わらず、風があまりないトンネル内で保管し、9月下旬に取り出した。まろやかな口当たりだが、後味にキレがあるという。

 1本1944円(税込み)で、木曽郡内のほか、愛知県内など木曽川下流域の酒店でも販売。昨年はテレビの全国放送で紹介され、一気に売り切れた。杜氏(とうじ)の湯川慎一さん(51)は「木曽川の源流という場所が、思った以上にピュアなイメージを持たれている。日本酒を普段飲まない人も、試してみてほしい」としている。

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