出来上がった冊子を手にする「戸出によっといで」のメンバー

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戸出の謎解き本完成 住民有志「町並み塾」で配布へ

北日本新聞(2018年10月17日)

 高岡市戸出地区の住民有志でつくる団体「戸出によっといで」は地元の歴史を紹介する冊子を作った。テーマは「古代~近代 戸出の謎を解きつくせ」。フルカラーで見やすく、27日に戸出コミュニティセンターで開く「町並み塾in戸出」で参加者に配る。

 冊子は、東大寺荘園の一つだった杵名蛭(きなびる)村と戸出の関係や、戸出の近代を先導した企業の戸出物産と戸出織物などを紹介している。

 丸谷芳正富山大名誉教授のアドバイスを受け、約10カ月かけて制作した。2016年に制作した冊子に続く第2弾で、A4判、16ページ。文化庁の補助を受けて300部を作った。

 取材と執筆を担当したメンバーの清都勢憲さんは「写真が多く読みやすい内容になっている。戸出の歴史に関心を持つきっかけになってほしい」と期待を込める。

 「町並み塾」は27日午後1時半から。都市保全や市民主体のまちづくりを研究する西村幸夫神戸芸術工科大教授(千葉県)が城戸康利太宰府市教委文化財課長(福岡県)と対談しながら進める。町歩きも行い、今後の地域づくりについて考える。

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