大平とほお葉ずしをアレンジした料理を紹介する西尾絵里子さん(左)と坂下佳奈さん

大平とほお葉ずしをアレンジした料理を紹介する西尾絵里子さん(左)と坂下佳奈さん

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「ご当地ごはん」全国大会出場へ 木曽の3人「大平」アレンジ

信濃毎日新聞(2018年10月18日)

 木曽町の地域おこし協力隊員を務める西尾絵里子さん(40)と坂下佳奈さん(27)、同町の農産物加工施設「みたけグルメ工房」代表の西尾礼子さん(78)の3人が、21日に都内で開かれる「ご当地タニタごはんコンテスト―ヘルシー郷土料理で健康まちおこし」の全国大会に出場する。木曽地方伝統の煮物「大平(おおびら)」と、ほお葉ずしをアレンジした料理で木曽をPRする。

 冠婚葬祭でよく振る舞われる大平は、サトイモや鶏肉、大根などが使われるが、今回は彩りを考えトマトを加える。ほお葉ずしの具材は千切りではなく丸切りとし、塩分が多い紅しょうがは避け、ニンジンや大根を入れる。「トマト入り大平」「ドットちらしずし」と名付けた。

 1食当たり500〜800キロカロリー、食塩は3・5グラム未満などの条件があり、メニューを考えた西尾絵里子さんは「やや薄味だが、若い人が作りやすく健康的な食事を意識した。郷土食をアピールするいいチャンス」と意欲を見せる。

 大会は、健康計測機器メーカー、タニタ(東京)などでつくる実行委員会の主催。全国から130チームの応募があり、3人は書類審査と8月に横浜市であった予選大会を突破、関東・甲信越ブロックの代表3チームに入った。

 全国大会には5ブロックの計15チームが出場。上位に入賞した料理は商品化される。

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