市と仏・ナンシー市との姉妹都市提携45周年を記念したフランス風の創作庭園が19日、市役所庁舎前広場に完成した。ベルサイユ宮殿庭園の幾何学模様やナンシー市発祥の芸術運動「アールヌーボー」調のデザインが施され、道行く人が足を止めて見入った。11月25日まで設置される。
創作庭園は縦横16メートルで、セージやモントレーイトスギ、ベゴニアなどを使って彩られた。20日に同所で開かれる緑化フェスティバルで、庭園のお披露目会が開かれる。
記念事業では、ナンシー市庁舎前の世界遺産「スタニスラス広場」にも創作庭園が設置された。金沢の市章を摸(も)した縦横65メートルで、雪づりや竹垣が配され、和の空間を演出している。11月11日まで設置される。