11月4日に氷見市漁業文化交流センター周辺で開かれる「ひみ食彩まつり」の実行委員会は24日、市役所で開かれ、イベント内容を決めた。「温故知新」をテーマに飲食や物販、体験などの多彩な企画を繰り広げ、氷見ならではの食の楽しみ方を発信する。
市や氷見漁協、JA氷見市、氷見商工会議所、市観光協会などでつくる実行委が主催し、今年で2回目。
センター周辺では「食のエリア」に24、「物産のエリア」に20の計44ブースを設け、市内の水産加工や農業、飲食店などがそれぞれ自慢のメニューや特産品を並べる。
センター内では今回新たに、郷土食の実演や試食を楽しめるコーナーや、市内の醸造・酒販業者、飲食店による「地酒BAR」を設ける。市内の有名すし店の職人がその場でにぎる「氷見寿司(ずし)販売コーナー」、魚に関するものづくり体験コーナーもある。
ステージイベントには、海上自衛隊舞鶴音楽隊や市内の園児らが出演する。
実行委会長の林正之市長は「氷見の食の魅力にさらに磨きをかけて発信したい」と話した。食彩まつりは午前9時半から午後3時まで。北日本新聞社後援。