■米ぬかを袋に詰め加熱
富山市笹津(大沢野)の清水米穀(清水修二社長)は、玄米カイロを考案した。温めたり冷やしたりして繰り返し使うことができ、「じんわりとした温かさが続くので、これからの時季にぴったり」とPRする。
精米で出る米ぬかを有効活用しようと、カイロのアイデアを思い付いた。玄米、米ぬか、塩、トウガラシを縦23センチ、横28センチの手作りの袋に詰め、カバーをかけた。
電子レンジで約2分加熱すると30分~1時間、温かさが持続する。体を温めたり、就寝時の布団に入れたりして使う。夏は冷蔵庫や冷凍庫で冷やせばクールパックにもなるという。
毎月第3土曜に同社で開く発酵食品販売会で並べる。今月は17日。価格は税込み2400円。スタッフの清水明子さんは「水蒸気がじんわり温かく、天然素材なので安心して使える」と話す。予約や問い合わせは同社、電話076(467)0157。