加賀市山中温泉薬師町の廃旅館跡地に市が整備した展望広場の愛称が、公募によって「山中節の見える丘」に決まった。山中節にうたわれる景色を一望できる新たな視点場として市民や観光客に周知を図る。
国道364号沿いの高台に設けた展望広場は広さ約160平方メートルで、総湯などが立ち並ぶ中心街が眼下に広がり、山の中腹に漆器の神をまつる東山神社などを遠望できる。
愛称の募集には県内外から109件の案が寄せられた。今後は看板を設置するほか、地元観光協会が発行するマップやホームページに追加掲載していく。