林城跡の小城の石積み(奥)を見学する参加者

林城跡の小城の石積み(奥)を見学する参加者

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小笠原氏の拠点 林城跡 歴史感じる散策

信濃毎日新聞(2018年11月24日)

 松本市教育委員会は23日、室町から戦国時代にかけての信濃守護小笠原氏の拠点「小笠原氏城跡」に含まれる山城、林城跡(里山辺、入山辺)を歩く催しを開いた。林城跡は大城(おおじょう)と小城(こじょう)で構成され、うち小城については、国の文化審議会が16日に国史跡に追加指定するよう求めたばかり。地域の歴史愛好家ら約30人が参加し、歴史に思いをはせた。

 市教委文化財課職員らが案内。小城では平らな所と急斜面が繰り返し現れ、敵の侵入を難しくする山道の戦略的な設計を歩きながら解説した。文化財課の竹原学さんは石積みについて「守りを固めるとともに社会的地位を示す意味合いも強かったと推測する。まだ分からないことも多く、その分ロマンがある」とした。

 小城の石積みを初めて見た市内の金井俊雄さん(76)は「昔の人はよく築いた。国史跡に追加される動きもあり、松本の誇りだ」と話した。

 小笠原氏城跡のうち、平地に築かれた井川城跡と、林城跡の大城は昨年2月に国史跡に指定された。今回の追加指定が完了すれば、小笠原氏城跡の全てが国史跡になる。

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