富富富を使った純米生原酒を紹介する玉生社長

富富富を使った純米生原酒を紹介する玉生社長

富山県 富山・八尾

富富富で初の日本酒 八尾「玉旭酒造」

北日本新聞(2018年11月29日)

 富山市八尾町東町の玉旭酒造(玉生貴嗣社長)は12月1日、富山米の新品種「富富富」を使った純米生原酒を発売する。低精米で米本来の味を生かし、富富富の特徴であるうまみと甘みを表現した。東京にある県のアンテナショップにも並ぶ予定で、同社は「富山のPRにつながれば」と期待を込める。県によると富富富を使った日本酒は初めて。

 玉生社長が「富山の水、大地、人々に育まれた富富富の魅力を地酒で表現したい」と企画。酒米でなく食用米のため発酵が急速に進み、温度管理に苦労した。大吟醸であれば精米歩合50%以下まで磨いて雑味をなくすが、今回は91%と最低限にとどめた。800本を製造した。

 アルコール度数は12度と低め。玉生社長によると、甘みの中に程よい酸味も感じられ、白ワインのような味わいだという。商品は同社と県内各地の酒販店に加え、東京の県アンテナショップ「日本橋とやま館」や「いきいき富山館」でも販売する。

 玉生社長は年末年始の飲酒を見込み「ふふふとほほ笑み、幸せな気持ちで新年を迎えてもらいたい」と話す。720ミリリットル入りで2千円(税別)。問い合わせは同社、電話076(455)1331。

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