雪景色が広がる白山麓で14日、二つのスキー場の安全祈願祭が営まれた。関係者は今シーズンの無事故とにぎわいを願いながら、真っ白なゲレンデで22日に予定しているオープン準備を進めた。
現在の積雪は、中腹部の白山千丈温泉セイモアスキー場で約20センチ、白山一里野温泉スキー場は約40センチとなっている。
安全祈願祭では、両スキー場を運営するスノーエリアマネジメント白山(SAM白山)の山本外勝社長があいさつし、山田憲昭白山市長と永井徹史市議会議長が祝辞を述べた。
金沢地方気象台によると、15日の県内は加賀地方で昼前まで、能登地方では朝まで時々雪が降る見込み。
日本気象協会(東京)は14日、年末年始(12月29日ごろ~1月3日ごろ)の天気傾向を発表し、北日本の日本海側で大雪の恐れがあると予測した。冬型の気圧配置になる日が多く、北海道から九州までの日本海側は雪や雨の日が多いとみられる。北陸以西の気温は平年並みの見込み。