昨冬の大雪を受け、小松空港・飛行場除雪合同慣熟訓練が18日、小松空港で初めて実施され、国土交通省小松空港事務所と航空自衛隊小松基地の担当者約30人が除雪車両の操作技術向上に努め、「空の足」確保へ連携を確認した。
小松空港は民間機と自衛隊が滑走路を共有する「共用空港」で、小松基地が滑走路、空港事務所が誘導路とエプロンの除雪を担当している。
訓練では、双方のロータリー除雪車など計11台が港内を走行して作業の手順などを確かめた。小松基地の門間政仁司令と、小松空港事務所の大嶺詮正空港長がそれぞれ講評した。
大雪で昨冬、小松空港を発着する民間機の欠航が相次いだことを受け、小松空港事務所は今年度、除雪車オペレーターの増員や、使用車両の増台など除雪対策を強化する。