七尾市の和倉温泉観光協会は、和倉温泉商店連盟の飲食店30店を紹介するマップを製作し、21日、配布を開始した。スマートフォンのアプリを使えば、英語や中国語など9カ国語に翻訳したものが見られ、音声読み上げもできる。インバウンド(訪日外国人客)の呼び込みに生かす。
マップはA3判で2万枚を用意した。市内の駅や観光案内所、温泉旅館などに置く。飲食店の所在地や営業時間のほか、メニューや店主、店内の写真などを記載した。
同協会によると、飲食店に特化したマップは初めてとなる。無料アプリ「カタポケ」を利用し、QRコードをスマートフォンで読み取れば、翻訳できる。同協会の担当者は「隠れた名店もあるので、マップを見て、和倉に足を運んでほしい」と話した。