福袋に採用された「ひみ板小屋」を組み立てる関係者

福袋に採用された「ひみ板小屋」を組み立てる関係者

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「ひみ板小屋」が福袋に 東京の百貨店が商品採用

北日本新聞(2018年12月23日)

 氷見市を中心にした製材業者や林業関係者らでつくる「ひみ里山杉活用協議会」(会長・丸谷芳正富山大名誉教授)が考案した小さな家「ひみ板小屋」が来年、東京の西武池袋本店で売り出されるスペシャル福袋の商品に採用された。限定2棟を抽選販売する企画で、同会は「ひみ里山杉の美しさを広く知ってもらう良い機会になる」と期待している。

 ひみ板小屋は、1畳半のたたきと4畳半の板間があり、氷見産材の「ひみ里山杉」で造られている。丸谷会長(63)がデザインし、2年前に商品化した。

 大人4人で1日ほどで組み立てることができ、離れや茶室、勉強部屋などに活用できる。岸田木材(氷見市十二町)の岸田毅社長(63)は「まさめの柱やピンク色の木肌が美しく、室内にいると豊かな気持ちになれる」と話す。

 福袋には今回、丸谷会長の人脈を生かして採用された。1棟139万円で1月1~3日に店内で売り出す。丸谷会長は「首都圏の人々に木の魅力をアピールすることで、ビジネスチャンスにつながる」と期待する。

 22日は市役所2階で、会員がPR動画やスチール写真用に小屋を組み立てた。23日にミニドラマ風に演出した茶会、演奏会などの撮影を行い、動画投稿サイト「ユーチューブ」などで公開。さまざまな用途に利用できることをアピールする。

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