マンホールカード敦賀市版の5千枚目と記念品を受け取った親子=12月22日、福井県敦賀市港町の敦賀鉄道資料館

マンホールカード敦賀市版の5千枚目と記念品を受け取った親子=12月22日、福井県敦賀市港町の敦賀鉄道資料館

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マンホールカード敦賀市版5千枚突破、親子に記念品

福井新聞(2018年12月27日)

 愛好家に人気の下水道マンホールふたのデザインを集めた「マンホールカード」の福井県敦賀市版が12月22日、配布5千枚を突破し、同市は三重県の親子に記念品を贈呈した。

 敦賀市版は、1999年の敦賀港開港100周年を記念して同市栄新町から港町の市道沿いの歩道に設置されたマンホールのデザイン。名勝気比の松原のマツと国登録有形文化財の立石岬灯台、市の鳥ユリカモメが描かれている。

 昨年12月9日から敦賀鉄道資料館(同市港町)で無料配布を始め、約1年間で5千枚を達成した。市下水道課は「全国的な収集ブームの上、金ケ崎周辺を訪れる観光客が興味を示して持ち帰っている」と分析している。

 記念の5千枚目を手にしたのは、バスツアーで敦賀に訪れた三重県名張市の女性(46)と娘(16)の親子。敦賀市の大北秀德水道部長から、敦賀市版マンホールのデザインが入った壁掛け時計がプレゼントされた。

 マンホールカードは国土交通省や下水道関連企業などでつくる「下水道広報プラットホーム」が企画。敦賀鉄道資料館での配布は月曜(祝日の場合は翌平日)と年末年始を除く午前9時から午後5時まで。

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