チューリップ切り花の出荷作業=昨年12月、砺波市の権正寺営農組合

チューリップ切り花の出荷作業=昨年12月、砺波市の権正寺営農組合

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愛妻の日(1月31日)にチューリップを 21日から東京でフェア

北日本新聞(2019年1月18日)

■富山・新潟・埼玉の産地、初のタッグ 

 富山、新潟、埼玉3県のチューリップ産地の関係者が21~31日、東京都中央卸売市場大田市場花き部で、切り花をPRする初の合同フェアを開く。31日の「愛妻の日」に合わせてチューリップを贈る取り組みの定着を図り、消費拡大を目指す。(砺波支社編集部・正橋悠)

 愛妻の日は1月31日の「1」をアルファベットの「I(アイ)」、「31」を「サ・イ」と読む語呂合わせ。日本愛妻家協会が提唱している。

 3県の産地はそれぞれPR活動をしてきたが、チューリップの花言葉が「愛」で、1月下旬は切り花の出荷最盛期に当たることに着目。切り花の消費量が減る中、産地間で協力して広くアピールしていこうと、フェア開催を決めた。

 期間中は、市場に3県産のチューリップ切り花約100品種を展示する。25日には、3県の産地の代表者が競りの前に、フェアの趣旨や産地の切り花の特徴などを説明する。フェアに協力する県花き生産者協議会球根切花部会の清水穂(みのる)部会長は「チューリップ切り花の生産を盛り上げていきたい」と話している。

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