小松市串町の住民らが持ち寄った人形を並べる「串町大雛(だいひな)人形展」(北國新聞社後援)は11日、同町の交流施設「芸遊塾(げいゆうじゅく)」で始まった。大正から平成までのひな人形約20組が飾られ、来場者の目を楽しませた。
住民有志で運営する「串町民俗資料館」が2012年から行っており、最上段に御殿を据えた豪華な7段飾りや、戦前に作られたとみられる質素な人形などが置かれた。メンバーの横江博昭さん(76)=同町=が自宅近くの排水溝に廃棄されているのを見つけたひな人形1対も飾られた。
3月4日までの展示期間中、会員制交流サイト(SNS)に会場写真を投稿するフォトコンテストも実施する。入場無料で午前10時から午後5時まで。2月16日には人形の飾り方教室やライブが催される。