優雅な音を響かせる出演者=八尾曳山展示館

優雅な音を響かせる出演者=八尾曳山展示館

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古式ゆかしい曳山囃子披露 八尾で発表会

北日本新聞(2019年2月17日)

 富山市八尾地域中心部の「越中八尾曳山(ひきやま)祭」を盛り上げる曳山囃子(ばやし)の発表会が16日、八尾曳山展示館で開かれた。伝統を受け継ぐ6町のうち東町、今町が出演。三味線、笛、太鼓による古式ゆかしい囃子を披露し、5月の祭本番の雰囲気を再現した。

 巡行時に演奏される曳山囃子は、各町が競うように芸の域を高めてきた。浄瑠璃や端唄(はうた)、長唄などの文句を抜き出して曲を作り、祭りで披露し合ったとされる。発表会は技術の伝承を目的に越中八尾曳山保存会が開催し、6町を中心に観客が訪れた。

 東町曳山保存会は15人が出演し、手拍子や威勢のいい掛け声の中で多彩な囃子を披露。あいさつした新井弘会長は楽しむ大切さを強調した。今町曳山保存会の発表では広川正司会長が、世帯数が少ないながらも育成に力を入れて在住者だけで編成したことを紹介。高校生を含む13人が5種類の囃子を演奏した。 

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