巧みに「でく」を操る出演者=白山市深瀬新町

巧みに「でく」を操る出演者=白山市深瀬新町

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喜怒哀楽「でく」が表現 白山・深瀬の保存会

北國新聞(2019年2月18日)

 国重要無形民俗文化財「尾口のでくまわし」を受け継ぐ深瀬でくまわし保存会の公演は17日、白山市深瀬新町のでくまわし保存会館で行われた。会員15人が「でく」と呼ばれる人形を巧みに操り、観客約150人を物語の世界に引き込んだ。
 三番叟(さんばそう)に続き、会員は都へ出て暴れる鬼を題材にした「大江山」の初段、源平合戦を舞台にした「熊井太郎孝行之巻」の二段と三段を上演した。観客は太夫の情感豊かな語り口と、まわし手の力強い足踏みのみで人形の喜怒哀楽を表現した舞台に見入った。

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