開発した3種類の氷菓を紹介する苗代さん

開発した3種類の氷菓を紹介する苗代さん

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くず餅食感の氷菓開発 八尾の和菓子店

北日本新聞(2019年2月21日)

■23日冬浪漫で配布、評価確認

 餅や和菓子を製造販売する「餅の苗代屋」(富山市八尾町福島)はくず餅のような食感で、長時間置いても形が崩れない氷菓「餅愛す」を開発した。子どもを意識して食べやすさ、かわいらしさにこだわった。23日に越中八尾観光会館で行われるイベント「越中八尾冬浪漫」で100人に無料配布し、4月の発売に向けて反応を確かめる。

 同社の苗代淳也さん(39)が昨年6月から試作を始めた。果汁や果肉にくず粉などを加えることで解凍されても形が崩れず、ぷるぷるとした食感を楽しめるようにした。

 幼児の手のひらサイズのハート形で、販売価格は1本150円。第1弾としてイチゴミルク、ブルーベリーヨーグルト、みかんの3種類を用意した。餅の普及を目指す気持ちを商品名に込めた。

 苗代さんは「多彩な餅の楽しみ方を提案し、一年を通して餅を食べてもらいたい」と話す。

 23日は、おわら風の盆の雰囲気を楽しめる「ウエルカムステージ」(午後5時開始)の鑑賞者を対象に同4時から整理券を配布し、ステージ終了後に引き換える。

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