サクラウグイを炭火で焼く中井さん=川魚料理「きぶね」

サクラウグイを炭火で焼く中井さん=川魚料理「きぶね」

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サクラウグイ試食会 小矢部で9日から提供

北日本新聞(2019年3月8日)

 小矢部川の春の風物詩サクラウグイ料理の提供が9日から小矢部市島の川魚料理「きぶね」で始まる。7日に試食会が開かれた。

 サクラウグイは春になると腹部が桜のような色を帯びる。店主で小矢部川漁協小矢部地区総代の中井富雄さん(61)が漁期に合わせて投網で捕獲し調理している。

 7日は市観光協会の職員ら7人が、炭火で焼いたサクラウグイの田楽や唐揚げなどを味わった。初めてサクラウグイを食べたという市観光振興課の松本将拓さん(31)は「身がふっくらとしていて食べやすい」と話し、中井さんは「春を感じておいしく味わってほしい」と話した。

 サクラウグイ料理4品の定食が2千円、ご飯とみそ汁付きが2300円。唐揚げと甘露煮のどちらかを選ぶことができ、提供は5月上旬まで。なるべく事前予約をしてほしいという。月曜定休。電話0766(67)0058。

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