和服姿で茶道を楽しむ参加者

和服姿で茶道を楽しむ参加者

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日本文化 スバラシイ 高岡 金屋町で"着地型観光"

北日本新聞(2019年3月10日)

■外国人 着付け・茶道体験 

 高岡市金屋町のNPO法人・金屋町元気プロジェクト(加藤昌宏理事長)は9日、金屋町周辺で外国人を対象に、日本の伝統を体験する着地型観光を試した。県内に住む国際交流員や外国語指導助手(ALT)ら6人が、かまぼこ作りや着付け、茶道を体験した。

 今後のまちづくりやインバウンド(訪日外国人客)需要への対応の参考にしようと開いた。天野屋蒲鉾(かまぼこ)店ではタイやハートの形のかまぼこに模様や色を付けた。着物やはかまに着替えて、大寺幸八郎商店で茶道を体験し、自分でたてたお茶を味わった。

 町歩きも行い、伝統的な町家が軒を連ねる金屋町で写真撮影を楽しんだ。

 高岡市国際交流員のウェイジア・ジュウさん(24)は「きれいな振り袖を着て茶道を体験したり写真を撮ったりできてうれしい。こんなツアーがあったらぜひカナダの家族や友人と参加したい」と笑顔を見せた。

 最後に移住体験施設「さまのこハウス」で、1日の体験内容や時間配分、金屋町の印象などについて意見交換した。

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