一般公開されたニホンライチョウに見入る来園者=能美市のいしかわ動物園

一般公開されたニホンライチョウに見入る来園者=能美市のいしかわ動物園

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ライチョウ「優雅な姿」 いしかわ動物園などで一般公開

北國新聞(2019年3月16日)

国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウの一般公開が全国4カ所で始まった15日、いしかわ動物園(能美市)では昨年6月に人工孵化(ふか)で生まれた雄3羽のうち2羽が展示された。来園者は昭和初期まで白山にも生息していたとされる優雅な姿を観察し、ふるさとの山で再び羽ばたく日の到来に期待を込めた。
 展示施設「ライチョウの峰」で観察できる。体長約35センチ、体重約500グラムに成長し、真っ白な冬羽(ふゆばね)から黒い夏羽(なつばね)へ生え替わり始めた姿に来園者は見入った。公開は午前11時~午後3時で、3羽を交代に出す。
 ニホンライチョウは白山では昭和初期に絶滅したとされ、2009年に他の山から飛来してきたとみられる雌1羽が見つかった。
 一般公開は04年、大町山岳博物館(長野県大町市)の雄1羽が死んでから15年ぶり。いずれも人工飼育に取り組む同博物館、富山市ファミリーパーク、上野動物園(東京)でも15日、公開が始まった。
 記念式典では谷本正憲知事が式辞、善田善彦県議会環境農林建設委員長、井出敏朗能美市長が順に祝辞を述べ、南山修一市議会議長らが加わって除幕した。

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