会員がNPO法人の設立申請などについて協議した総会

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善徳寺の宝守り伝える 城端・年内にもNPO

北日本新聞(2019年3月25日)

 南砺市の城端別院善徳寺に残されている1万点以上の古文書や史料の調査解読に取り組むNPO法人「善徳文化護持研究振興会」が、年内にも設立される見通しとなった。同寺文化財護持の会の臨時総会が24日、同寺であり、会員がNPO法人の設立申請や定款、規約、組織について協議した。

 戦国時代の永禄2(1559)年以来の伝統を誇る善徳寺は、古文書などを多数所有しており、手つかずのままになっているものが多い。同寺文化財護持の会は2年前、NPO法人設立に向けた活動を始めた。

 5月末にNPO法人の認証を県に申請する予定で、受理された場合、発足は10月以降、事業開始は年末以降を見込んでいる。文化財部として、古文書班、美術・工芸班、建造物班を設けるが、まずは古文書班から活動をスタートする。同班は県指定文化財の古文書などを解読、保存、管理していく。

 武蔵野美術大視覚伝達デザイン科の新島実教授による講演もあった。

 護持の会はNPO法人の会員を随時募集している。問い合わせは同会、電話0763(62)0026。

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