新元号を記念した花瓶「令和」(手前)などが並ぶ特設コーナー

新元号を記念した花瓶「令和」(手前)などが並ぶ特設コーナー

富山県 高岡・氷見・射水 特産

高岡銅器で新元号花瓶 四津井が発売 梅を彫金

北日本新聞(2019年4月6日)

 高岡市瑞穂町の美術工芸商社・四津井は、新元号を記念した高岡銅器の花瓶「令和」を発売する。同社ショールーム「四津井展示館」では5日、出典となった万葉集の一節にちなみ、梅をモチーフにした工芸品を集めた特設コーナーを設けた。26日まで。

 記念花瓶は高さ21センチ、胴径11・5センチの銅製で、高岡の伝統工芸士が梅の枝や花を彫金した。1万4040円(台なし)で予約受け付けを始め、5月下旬から順次出荷する。

 特設コーナーには、螺鈿(らでん)で紅白梅を表現した花瓶や梅とウグイスをあしらった香炉、銀製の盆栽置物など約30点を展示。担当者は「梅は喜びや長寿などの象徴で、縁起がいい。ぜひ見てもらいたい」と話している。

 展示館の開館は午前9時半~午後5時半で、日曜と祝日は休館。問い合わせは同社、電話0766(24)0025。

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