よこね田んぼの標高を銘柄に入れた「Y―704」

よこね田んぼの標高を銘柄に入れた「Y―704」

長野県 伊那路

飯田「よこね田んぼ」のお酒 「Y―704」の名前は...

信濃毎日新聞(2019年4月16日)

 飯田市千代の棚田「よこね田んぼ」の維持や継承に取り組む保全委員会とNPO法人「里山べーす」は、収穫したコメで造った日本酒「Y―704」を発表した。よこねの「Y」と、酒米を栽培した棚田の標高704メートルから名付けた。13日夕、地元の農業体験交流施設ごんべえ邑(むら)で試飲会を開催。栽培者ら約40人が、田舎料理とともに新たな地酒を堪能した。

 よこね田んぼは日本の棚田百選の一つ。新銘柄のラベルは赤色で、黄色い半月形のマークを並べて棚田を表現。デザインを手掛けた市地域おこし協力隊で、里山べーす副理事長の上原祐二さん(46)は「若い客層にも関心を持ってもらえるよう工夫した。酒をきっかけに棚田オーナーとしてコメ作りに参加してもらう輪を広げたい」と意気込む。

 酒米「たかね錦」と食用米「風さやか」を使い、喜久水酒造(飯田市)に醸造を委託。720ミリリットル入り千本を造った。里山べーすは酒販免許の取得を目指しており、早ければ6月から販売を始める。

 試飲会で保全委員会委員長の関口俊博さん(68)は「さらっとした口当たりで飲みやすい。千代が元気になるように、里山べーすと二人三脚でいろいろな挑戦をしていきたい」と話した。

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