桜並木のそばをあでやかな着物姿で歩く女性たち=氷見市比美町

桜並木のそばをあでやかな着物姿で歩く女性たち=氷見市比美町

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あでやかに43人練り歩く 氷見でまるまげ祭り

北日本新聞(2019年4月18日)

 独身女性が幸せな結婚を願い、丸まげ姿で練り歩く伝統行事「まるまげ祭り」は17日、氷見市中心部で行われ、着物の女性43人が春らんまんの通りを笑顔で彩った。

 江戸時代に氷見の芸妓(げいぎ)が良縁を願い、人妻を象徴する丸まげを結って同市幸町の千手寺に参拝したことが由来とされる。

 今回は市内に滞在中の外国人3人を含む県内の32人と、石川、兵庫、大阪、神奈川の4府県から11人が参加した。

 参加者は紫、ピンク、水色の着物に身を包み、同市丸の内の柿谷家に設けられた御旅所(おたびしょ)を出発。太鼓台やみこし、稚児行列に先導され、商店街などの通り約3キロを歩いた。

 湊川沿いではハスの造花を手にした華やかな女性たちと散り初めの桜の"共演"に住民らが見とれていた。一行は2時間半かけて千手寺に着き、観音堂に参拝した。

 スロバキアから休暇で来日し、参加したユリア・パルコバさんは「すごい体験。いい出会いがあればうれしい」と話した。ホームステイ先の同市余川、猶明(ゆうめい)智栄(ともえ)さん(66)は「着物がよく似合っていた」と笑顔を見せた。

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