小松署は5月4日、日本自動車博物館(小松市)にある、人気漫画キャラクター「ドラえもん」をモチーフとしたソーラーカー「ソラえもん号」を交通安全広報啓発キャラクターに任命する。同11日からの「春の全国交通安全運動」に合わせた取り組みで、認知度が高いキャラクターを活用して子どもたちに事故防止を呼び掛ける。
ソラえもん号は3月、藤子・F・不二雄プロ(東京)から寄贈された。
博物館では5月3~5日にイベントを開催しており、任命式が4日に行われる。白バイの先導でソラえもん号が駐車場を周回し、石崎和彦署長が前田智嗣館長に任命書を手渡す。
小松署は今後、年4回の交通安全活動でソラえもん号を活用する予定で、若宮佑介交通課長は「親子連れなど幅広い世代にPRしたい」と期待を寄せた。