小松市消防団と同市消防本部は2日、同市天神町の小松天満宮周辺で新元号を記念して消防観閲式を行った。計38隊が梯川右岸から令和を祝って一斉放水し、防火の誓いを新たにした。
小松大橋から観衆が見守る中、消防団員ら約420人と車両計20台が市消防音楽隊の演奏に合わせて行進し、小型無人機ドローンや救命ボートを使った水難救助訓練を展開した。新配備された救急車両の名称が「曳山号」に決まったことが報告された。和田慎司市長があいさつした。
市消防団などは例年、年明けにJR小松駅周辺で出初め式を行っているが、今年は新元号を祝おうと式を取りやめ、改元に合わせて観閲式を実施した。