高石さんの作品を鑑賞する来館者

高石さんの作品を鑑賞する来館者

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昭和・平成 陶芸で回顧 氷見 古民家ギャラリー「閑人館」

北日本新聞(2019年5月4日)

 ■今季の営業開始 風刺効いた30点

 氷見市坪池の古民家アートギャラリー「閑人館(かんじんやかた)」は3日、今季の営業を始めた。令和への改元を踏まえ、昭和や平成を感じさせる陶芸品約30点を展示。訪れた人たちは風刺の効いた作品を鑑賞しながら、時代を振り返っている。

 閑人館は氷見市坪池の宝住美雪さん(42)が2013年、築約120年の自宅に開いたギャラリー。上越教育大の恩師で現代陶芸の作家でもある高石次郎さん=福岡県太宰府市=から管理を任された作品約400点を入れ替えながら展示している。坪池地区は過疎化が進んでいることから、多くの人に訪れてもらうため入館無料としている。

 今回は高度経済成長や環境問題、ナホトカ号重油流出事故など折々の出来事に触発された作品を並べた。造形や絵付け、タイトルに見る人を「くすっ」とさせる風刺精神が表れている。

 宝住さんの父、文雄さん(71)が手打ちした「十割そば」を味わうことができ、食でも地域活性化を進めている。開館は土日の午前9時~午後4時だが、大型連休中は無休。10月末ごろまで営業する予定。問い合わせは同館、電話0766(76)2006。

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