大勢の見物客が見守る中、疾走する馬から矢を射る男性=下村加茂神社

大勢の見物客が見守る中、疾走する馬から矢を射る男性=下村加茂神社

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やんさんま勇壮 射水・下村加茂神社

北日本新聞(2019年5月5日)

 射水市加茂中部の下村加茂神社に伝わる「やんさんま祭り」が4日、同神社境内で行われ、疾走する馬上から男性が矢を放つ「流鏑馬(やぶさめ)式」に来場者が見入った。

 地元の下村愛馬クラブに所属する高倉誉宜さん(42)と奥野裕介さん(37)、柴田大輔さん(22)が騎乗。3人は境内を駆け抜ける馬にまたがりながら全長約3・6メートルの竹弓に矢をつがえ、つるを引き絞って的に放った。

 参道脇には地元住民、観光客、カメラ愛好者らが大勢詰め掛けた。人馬一体の勇壮な姿や駆け抜ける馬のひづめの音に歓声が上がった。

 甲冑(かっちゅう)を身に着けて田の神に扮(ふん)した男性の乗る牛を若衆が組み伏せ、五穀豊(ほう)穣(じょう)と天下泰平を願う「牛乗式」も開催。田の神様が地元にとどまるよう祈りながら、若衆が神前で牛を座らせた。

 流鏑馬式と牛乗式には、2年かけて新調した木製のくらが使われた。

 「やんさんま祭り」は、京都市の下鴨神社の葵(あおい)祭の影響を受けた「流鏑馬式」と「牛乗式」を融合した祭りで、県の無形民俗文化財に指定されている。

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