氷見市出身の漫画家、藤子不二雄(A)さんが描いた作品に親しむ「藤子不二雄(A)まんがワールドまつり」は5日、市中心市街地で繰り広げられ、家族連れらが魅力に触れた。
藤子(A)さんの生家である同市丸の内の光禅寺では、藤子(A)さんが「漫画の神様」手塚治虫さんから譲り受けた仕事机や直筆原画が特別公開され、観光ボランティア・つままの会のメンバーが案内した。
境内では「笑ゥせぇるすまん」の主人公、喪黒福造の決めぜりふ「ドーン」を大声で叫ぶ大会があった。同市大野の会社員、狩野真梨さん(42)と長女、真虹ちゃん(5)も参加。「普段の10分の1ぐらいの声しか出なかった。スタンプラリーを楽しみたい」と話した。
藤子(A)さんの人気キャラクター「忍者ハットリくん」の誕生日5月5日にちなみ、2011年から行っている。