どぶろく生産など事業計画や役員を決めた総会=蓑谷交流センター

どぶろく生産など事業計画や役員を決めた総会=蓑谷交流センター

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どぶろく生産目指す 城端蓑谷で農事組合法人発足

北日本新聞(2019年5月29日)

 南砺市蓑谷(城端)地域で、米作りの技術を学ぶ「農業塾」で収穫したコメを活用し、どぶろく生産や農家レストランを運営する農事組合法人「縄っこ」の設立総会が28日夜、蓑谷地区交流センターで開かれた。

 蓑谷地域では昨年、親の世代に米作りを任せきりにしている若者が多いことを踏まえ、農業塾をスタートさせた。同地域の男性でつくる「廃れいく集落を真面目に心配する会」(山田清志会長)のメンバーが連携し、山田錦を育てた。

 ことしはコシヒカリでどぶろくの生産を目指す。酒造りの免許取得に必要な農家レストランの運営は、イベントでご当地グルメを提供している地元の主婦グループ「ゆかた~ず」の協力を得て行う。

 農事組合法人は農業塾やゆかた~ずのメンバーで構成し、名称は城端地域の縄ケ池にちなんで「縄っこ」とした。総会で代表理事に選ばれた山田さんは「特産となるどぶろくを生産したい」とあいさつした。

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