県中央植物園で開花したサラソウジュ

県中央植物園で開花したサラソウジュ

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サラソウジュ初開花 県中央植物園

北日本新聞(2019年5月30日)

 県中央植物園(富山市婦中町上轡田)は29日、仏教三大聖樹の一つで平家物語にも登場する「サラソウジュ」が初めて開花したと発表した。寒さに弱いことなどから日本での栽培は難しいとされ、国内で3例目。同園では現在、仏教三大聖樹の「ムユウジュ」も咲いており、同時開花は国内初という。

 木の下で釈迦(しゃか)が入滅したといわれているサラソウジュは、高さ30メートル以上まで成長する樹木で、約1.5センチの花が咲く。インドから東南アジアに分布し、寒さに弱いため日本での栽培は難しいとされる。

 同園では2008年、滋賀県の植物公園から苗木1本を譲り受けて育ててきた。16年ごろには高さ約1メートルまで成長。開花を期待して肥料の与え方や土を変え、非公開の温室で育ててきた。

 サラソウジュとムユウジュは共に熱帯雨林植物室で展示している。栽培展示課の志内利明さんは「本物のサラソウジュを見せたいという思いがあった。咲いて良かった」と話した。30日休園。

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