会場で作品を解説するケーニクスマルコバー館長(手前左から2人目)=県美術館

会場で作品を解説するケーニクスマルコバー館長(手前左から2人目)=県美術館

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チェコのデザイン紹介 1日から県美術館

北日本新聞(2019年6月1日)

 チェコのデザインを総合的に伝える日本初の展覧会「チェコ・デザイン 100年の旅」の開会式が31日、富山市の県美術館で行われた。戦争や政変といった激動の時代をくぐり抜けてきたチェコの中で、人々の暮らしに美と潤いを与えてきたものに焦点を当てる。一般公開は1日から。

 国立プラハ工芸美術館の所蔵品を中心に、19世紀末から現代までのチェコのデザインを紹介。家具や食器、ポスター、おもちゃ、書籍など約250点をそろえた。

 開会式で、石井隆一知事と国立プラハ工芸美術館のヘレナ・ケーニクスマルコバー館長があいさつ。特別協力したインテックの金岡克己取締役相談役、横山哲夫北日本放送社長、蒲地北日本新聞社取締役営業本部長らが加わりテープカットした。

 開会式後の内覧会で、ケーニクスマルコバー館長が、19世紀末にアールヌーボーの旗手として人気を集めたアルフォンス・ミュシャのポスターなどを解説した。

 インテック所蔵のミュシャの作品23点を並べた併設特別展示も始まった。

 同展は7月28日まで。6月1日午後2時から国立プラハ工芸美術館長による特別講演会を開く。県美術館と国立プラハ工芸美術館、北日本放送、北日本新聞社主催。

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