今夏の演目「エフゲニー・オネーギン」の魅力を語る深町さん

今夏の演目「エフゲニー・オネーギン」の魅力を語る深町さん

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耳と視覚で楽しむオペラ OMFチケット8日発売

信濃毎日新聞(2019年6月8日)

 松本市で開催する今夏のセイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)で上演するオペラ「エフゲニー・オネーギン」は、4年ぶりにサイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)が演奏し、世界的指揮者のファビオ・ルイージさん(60)がタクトを振る。8日のチケット発売を前に、OMFのオペラプロデューサー深町達さん(42)が取材に応じ、「耳と視覚で楽しめ"おなかいっぱい"になれる」と魅力を語った。

 ロシアの作家プーシキンの韻文小説が原作で、約3時間の演目。色男のオネーギンと純真な娘タチヤーナの恋物語を軸に展開する。総監督の小澤征爾さん(83)が得意とする演目としても知られ、合唱や助演、バレエも含めて100人ほどが舞台に上がる。

 世界的な演出家ロバート・カーセンさんが、米メトロポリタン歌劇場で初演した際の演出を再現する。白地の板や壁を背景に、最小限の家具などを置く手法で、深町さんは「見せ方にセンスのある演出家。シンプルだが、物語の重要な部分を際立たせられる」とする。

 出演陣も豪華で、主役のマリウシュ・クヴィエチェンさんは、オネーギンが「当たり役」とされるポーランドのバリトン歌手。4年ぶりのSKOとルイージさんのタッグについては「技術の高いSKOの演奏は見応えがある。ルイージさんはオペラの世界でよく知られていてSKOとの相性もいい」と話す。

 8月20、22、24日の3回公演。今夏のオペラは平日の昼公演を初めて設けた。「退職後の人などにとっては来やすく、チケットが押さえやすいと思う」とPRする。SS席3万円、S席2万6千円、B席1万8千円、D席5千円。問い合わせはインフォメーション・ダイヤル(電話0570・084・735)へ。

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