砺波市の県民公園頼成の森で花しょうぶ祭りが14日、始まった。600品種70万株のハナショウブが順次咲き、優美な姿で園内を彩る。23日まで。
水生植物園で開園式があり、同市の般若幼稚園の年長児7人が歌を披露し、実行委員会会長の五島辰夫市観光協会長、夏野修市長らがテープカットした。訪れた人たちが広い園内を散策しながら紫や白、黄の花を咲かせたハナショウブを観賞した。開花は5割ほどで、18日ごろ見頃となる。
会期中、苗の販売や写真コンテスト、クイズラリーなど多彩な催しを行う。土、日曜は会場とJR砺波駅を結ぶ無料シャトルバスを運行する。
祭りは県や市、市観光協会などでつくる実行委が毎年開いている。