来場者に作品を解説する前川会長(右)=県民会館美術館

来場者に作品を解説する前川会長(右)=県民会館美術館

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素材生かした秀作並ぶ 現代工芸美術家協会富山会展

北日本新聞(2019年6月16日)

 現代工芸美術家協会富山会(前川正治会長)の作品展が15日、県民会館美術館で始まった。素材の持ち味を生かした会員の秀作をそろえている。富山会による公募展も併催している。19日まで。

 29人が近作52点を出品。陶磁や漆、革、紙といった素材を用い、磨き上げた技を注ぎ込んだ意欲作が並ぶ。

 9回目となる公募展には、最高賞の県知事賞に選ばれた松本春子さん(富山市)の「パラダイス」(革)や、北日本新聞社長賞を受賞した佐藤格(あたる)さん(南砺市)の「Rise(ライズ)」(木)をはじめ、入賞・入選作41点を展示している。入場無料。富山会と北日本新聞社主催。

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