本堂からご本尊を運ぶ山脇住職(右から2番目)ら

本堂からご本尊を運ぶ山脇住職(右から2番目)ら

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107年ぶり本尊動座式 砺波・西蓮寺

北日本新聞(2019年6月19日)

■本堂改修で仮本堂に安置

 本堂改修に伴い、砺波市庄川町三谷の西蓮寺は18日、同所で本尊を仮本堂に移す動座式を、大正元年以来107年ぶりに開いた。2020年の親鸞聖人750回御遠忌法要の記念事業を兼ねており、山脇旬住職(45)は「御門徒さんのおかげでこの日を迎えることができ感慨深い」と話した。

 本堂は約230年前に建てられた。今回の修繕は大正元年以来2度目。本尊を安置する宮殿と本殿の床などの金箔(きんぱく)、漆を全て塗り直す。修繕費は門徒の寄付を充てた。

 動座式には、門徒ら約60人が出席した。南砺市藤橋(井波)の妙蓮寺の竹部俊恵住職による法話があり、山脇住職や地元の僧侶が仏事を行った。木箱に納めた本尊を大正時代にも使用された高さ80センチ、幅70センチ、奥行き150センチの籠に入れ、役員の門徒2人が担いだ。出席者が見守る中、仮本堂とする庫裏へ運んだ。

 本堂の工事は来年5月2、3日の御遠忌法要までに完成する予定。今後、同月3日に行う帰敬(ききょう)式(おかみそり)を受ける人と稚児を募集する。山脇住職は「来年の法要には多くの御門徒さんに来ていただきたい」と話した。

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