7月26日に開館する金沢市寺町5丁目の「谷口吉(よし)郎(ろう)・吉生(よしお)記念金沢建築館」が24日、1日限定でライトアップされた。同市出身の建築家吉郎氏の誕生日に合わせた企画で、通行人が幻想的に浮かび上がった外観に見入り、オープンを心待ちにした。
吉郎氏は金沢市の名誉市民第1号で、同日は生誕115年にあたる。建築館は吉郎氏の長男で建築家吉生氏が設計し、地下1階に企画展示室、犀川を一望する2階に和室を備える。
金沢駅もてなしドームには24日、開館をPRする縦8メートル、横3メートルのタペストリーが登場した。建築館外観に公式シンボルマークなどがデザインされており、7月28日まで掲示される。