富山市の富山城址公園の新しい利活用策を考えようと、富山大と東京大の学生が30日、市民プラザにブースを設置し、来場者と共に有効なアイデアを探った。
同公園を巡っては、北側に位置する松川周辺エリア再整備に向けた基本計画を市の検討委員会がまとめた。策定に携わる富山大都市デザイン学部と東京大景観研究室の学生らは「城址公園学生まちづくりプロジェクト」を企画し、3月に続いてブースを設けた。
両大の学生10人が、計画を基に公園の将来像をイメージした模型や映像を紹介。訪れた人たちは「プロ・アマ問わず音楽フェスを開いたらどうか」「くつろげる足湯施設があったらいい」など、魅力向上のための意見を出し合った。