アルペンルートで見られる植物を解説したガイドブックを手にする佐藤さん

アルペンルートで見られる植物を解説したガイドブックを手にする佐藤さん

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立山の植物まる分かり 県生物学会長佐藤さん、ガイドブック出版

北日本新聞(2019年7月22日)

 県生物学会長の佐藤卓さん(65)=富山市水橋的場=は、立山黒部アルペンルート周辺で見られる高山植物を紹介するガイドブックを出版した。40年以上にわたる調査経験を生かし、立山を散策する人が簡単に植物の名称が分かるよう276種の特徴をまとめている。 

 佐藤さんは青年海外協力隊員としてマレーシアなどで植物を調査した後、県内の高校で生物教諭を約30年間務めた。現在は自宅で日本海植物研究所を主宰し、高山植物を専門に調べている。

 ガイドブックでは、タテヤマキンバイ、ハクサンイチゲなど立山で見られる約800種の植物のうち3分の1を掲載。視覚的な特徴から調べられるよう高山植物を花の色で赤、黄、白、緑の四つに分類した。他にも花びらの枚数や形、背丈などの特徴から調べることができる。外国人にも伝えるため、解説に英訳を添えた。

 佐藤さんは「学生時代から立山に魅了され、調査を続けてきた。アルペンルートを訪れる登山者にとって良い思い出になるよう利用してもらいたい」と話した。

 ほおずき書籍(長野市)が発行し、159ページ、2千円(税抜き)。問い合わせは佐藤さん、メールygryh396@yahoo.co.jp

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